巷でよく見る!ピスタチオの効能とは?@南青山/神楽坂
皆さん、こんにちは!
外苑前/表参道エリア、パーソナルジムQUALITASの管理栄養士の野澤です。
最近、スーパーやコンビニでも「ピスタチオ」を使った商品が多く見られられるようになりましたね!
皆さん、ピスタチオにはどんなイメージを持ちでしょうか。
今回はピスタチオについてご紹介していきますね!
◯ピスタチオとは?
ピスタチオ(pistachio)は、ウルシ科カイノキ属という木になる木の実のことを言います。
鮮やかな緑色をしていることから「緑の宝石」とも呼ばれており、香りや味が良く栄養価が高いことから日本では「ナッツの女王」と呼ばれています。
ピスタチオの原産地は、古代トルコやペルシャなど地中海沿岸地方と言われており、自生していたものを食用に栽培するようになったのがはじまりとなっています。
その後、ヨーロッパから1880年代にアメリカへ伝わり、世界中で親しまれるようになりました。
現在、ピスタチオの生産については、イランで全体の約50%を生産しており、次いでアメリカのカリフォルニア州、トルコ、シリアと続いています。
日本で出回っているピスタチオはほとんどがアメリカ産となっています。
機会がありましたら、パッケージに表示されている原産国を見てみてくださいね。
1年を通して店頭に並ぶピスタチオですが、アメリカやイタリアなど北半球が産地のものは秋である9〜10月に旬を迎えております。
◯ピスタチオの種類
コンビニやスーパーで販売されているピスタチオには、主に2種類あり、生の状態のもの・ローストされた状態のものがあります。
生のピスタチオは、柔らかい触感とコクのある甘みが特徴です。
生のピスタチオとは、加熱や味付けなどの加工を行っていない、収穫されたままの状態のピスタチオを言います。
ローストしていないため鮮やかな緑色をしており、そのまま食べるのはもちろんお菓子や料理としても使うことができます。
ローストされたピスタチオは素焼きされた状態のことを言います。
香ばしさやカリっとしたナッツ特有の食感を楽しむことができるのが特徴です。
◯ピスタチオの効果・効能
続いて、ピスタチオに含まれる栄養素が持つ効果・効能・働きについてお伝えしますね♪
①β-カロテン
β-カロテンには強い抗酸化作用があり、ストレスなどで発生する活性酸素を除去して
老化を防止したりがん・動脈硬化など生活習慣病を予防したりする効果があります。
また、ビタミンAとして働き、視覚機能の改善・目や皮膚の粘膜を健康に保つ・免疫機能をコントロールするといった効果も期待できる栄養素です。
②不飽和脂肪
ピスタチオの約50%は脂質でできており、その脂質の多くは不飽和脂肪酸となっています。
不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸は、血中の悪玉コレステロールを減らし、コレステロール値を安定させる働きがあります。
この働きによ理、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立つと言われています。
また、オレイン酸には肌の乾燥を防ぐ効果もあり、肌トラブル予防に効果があります。
③不溶性食物繊維
ピスタチオには不溶性食物繊維が多く含まれています。
この不溶性食物繊維は便のカサを増やして腸を刺激し、腸のぜん動運動を促進する働きがあります。
それにより、便秘の予防・解消に期待できます。
④カリウム
カリウムは必須のミネラルの一種で、他のナッツに比べてピスタチオには多く含まれています。
なというむの働きとして、ナトリウムを排出し、血流を改善してむくみを予防するといった効果が期待できます。
⑤ビタミンB2
ビタミンB2を摂取することで、皮膚・毛髪・爪など全身の発育を促したり
皮膚や粘膜を健康に保って口内炎やニキビなど肌トラブルを予防などの効果が期待があります。
ビタミンB2をはじめビタミンB群が不足すると、糖質や脂質がエネルギーに変換されず、体に蓄積してしまいます。
食事制限やダイエットをしている際は、ビタミンB2を積極的に摂取することで、効果的にダイエットすることができます。
⑥ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質の代謝を促し、丈夫で健康な皮膚や粘膜・毛髪・歯・爪を作るのに効果を発揮します。
また、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の合成にも関わっており、精神を安定させる働きを持っています。
PMS(月経前症候群)の症状改善に繋がるため、PMSに悩まされている女性は積極的に摂取したい栄養素と言えます。
◯ピスタチオの注意点
ピスタチオに含まれる、不飽和脂肪酸は熱に弱い性質があります。
不飽和脂肪酸を効果的に摂取したい場合は、生のピスタチオを選ぶようにしてみましょう!
また、ピスタチオの50%は脂質でできているため、食べ過ぎるとニキビができやすくなってしまいます。
目安としては1日10粒にするようにしましょう。
また保存方法にも注意が必要です。
ピスタチオを保存する際に気をつけたいのが「酸化」です。
ピスタチオには油脂が多く含まれてるため、空気(酸素)にふれると傷むのが早まってしまう特性があります。
酸化を防ぐために、保存する際は真空パックや密閉できる瓶がおすすめです。
また、生のピスタチオは水分が多いため、常温で保存するとカビが生えてしまう可能性が!
なるべく冷蔵庫で保存するようにしましょう。
さらに、ピスタチオを含むナッツは光にも弱いため、直射日光を避けるようにしましょう。
今後間食代わりにピスタチオを取り入れてみませんか?
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