脂質について解説

皆さんこんにちはQUALITASです。今回は、脂質についてです。
脂質が体内から少なくなったてしまったらどうなるの？
脂質の摂取不足 現在の食生活では脂質は不足しにくいと思われていますが、不足すると、ホルモンバランスの乱れやエネルギー不足、体力低下、皮膚炎、脳出血を引き起こしてしまう可能性があります。

脂質は1日何グラムまで大丈夫？

脂質の理想的な摂取量は、総エネルギーの20～25％、成人では、1日40～60ｇ程度が目安といわれています。
これは、植物油やバターなど調理に使う油脂と、食品そのものに含まれている脂質を合わせた量です。 そのため、1日の油の使用量は大さじ1～2(植物油で12～24g)程度にする必要があります。

脂質の特徴

脂質は、糖質やたんぱく質の約2倍の1グラムあたり9キロカロリーのエネルギーを産生しており、
重要なエネルギー源となっています。
そのほかにも、ホルモンや細胞膜、核膜を構成したり、皮下脂肪として、臓器を保護したり、
体を寒冷から守ったりする働きもあります。

脂質は体内の何を生成するのか？

食事から摂取した脂質は、カラダの中でエネルギー源として使われます。
また、細胞膜やホルモンの材料としても使われるほか、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もしています。 脂質は、炭水化物やタンパク質とともにエネルギー源として働く栄養素であるため、
「エネルギー産生栄養素」と呼ばれています。

脂質と糖質のちがい

糖質は、体内でブドウ糖に分解され、おもに体や脳を動かすエネルギーになります。
脂質は、エネルギー源として使われるほか、細胞膜や臓器の元となったり、
ホルモンの働きを助けたり、体温を保つ役割をします。
どちらも大切な栄養素ですが、糖質や脂質も過剰に摂取すると、肥満の原因となってしまいます。

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魚と肉の油の違いとは何ですか？

動物性脂肪には、肉の脂と魚の脂があります。
肉の脂には、血中コレステロールを増やす働きをもつ飽和脂肪酸が含まれ、
一方、魚の脂には血中コレステロールを減らす働きをもつ不飽和脂肪酸が含まれています。

不飽和脂肪酸は、体に良いのか？

体にとても良いです。
一価不飽和脂肪酸に含まれるオレイン酸はオリーブオイル・アボカドオイル・アルガンオイル・椿油などに多く、悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化や高血圧の予防に効果があるといわれています。
また、腸の働きを活性化し、便秘予防にも効果があり、サラサラな脂肪とも言われています。

不飽和脂肪酸のデメリットは？

不飽和脂肪酸は摂取量の上限が設定されていません。
しかし、脂質は1gあたり9kcalと、たんぱく質や糖質よりも2倍以上のカロリーがあります。
摂取しすぎると、肥満や生活習慣病のリスクが高まるといわれているため、注意が必要です。
食事で不飽和脂肪酸をとる場合は、過剰摂取にならないよう1日の目安量を参考にするようにしましょう。

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体にいいと言われているMCTオイルとはなにか？

簡単に説明すると体にいいオイルです。
中鎖脂肪酸（MCT）を多く含むオイルとしてはココナッツオイルやパームオイルが有名ですが、
「MCTオイル」はこれらのオイルからMCTだけを精製して作った100％MCTのオイルのことをいいます。

MCT オイルは何にいいんですか？

MCTオイルは、素早くエネルギーに変換され、体脂肪として蓄積されにくく、
体脂肪を燃やして作るケトン体の生成を促してくれます。
そのため、ダイエットの際に取り入れると良いと注目されています。
また、MCTオイルを摂取することで空腹を感じにくくなり、
つまみ食いをしてしまう人には予防する効果もあります。

MCTオイル どれくらい飲むが良いのか？

日々の生活の中で取りやすい、朝のコーヒーや食事のサラダやスープにかけるなどして、
一度の摂取量は、小さじ1杯〜大さじ1杯程度を目安に１日に３回〜４回摂る事がおすすめです。
オリーブオイル、レモンジュースまたは酢、塩とコショウにメルローズMCT大さじ1杯を加えるだけで簡単MCTオイルドレッシングが簡単にできます！

MCTオイルの注意点

揚げたり炒めたりすると煙が出たり、泡立ちが起こり危険ですので控えてください。
MCTオイルはポリスチレン製の容器(カップラーメン等)には使用しないようにしてください。
容器の内部が変質し、お湯等がこぼれる可能性があります。
油を直接飲むこともあまりよろしくは無いです。

MCTオイルの過剰にとった時の副作用

MCTオイルは一度で多量に摂取すると、胃痛・腹痛・下痢の症状が出る場合があります。
胃痛や腹痛の大きな原因は、ケトン体の上昇によるものです。
ケトン体は、糖質制限などでブドウ糖が不足したときに、エネルギー源として体内で生成される物質です。
ケトン体が体内で増え過ぎると体液が酸性になり、胃痛や腹痛を引き起こしてしまいます。

脂質は、摂りすぎしまうとダイエットに逆効果になってしまいますが、
脂質の性質をしって上手く活用することで、ダイエットを円滑に進めることもできると言っても過言ではないでしょう。
中でも、魚の油だったり植物性の油の方が中にはいいこともあります。
脂質を全く取らないのではなく性質を知って摂取していきましょう。

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