こんにちは!エステティシャン兼管理栄養士の野澤です😊
最近は一気に涼しくなってきましたが、トレーニング中はまだまだ汗だくになりますよね💦
そんな時に欠かせないのが「水分補給」です!
ところで皆さん、「水」にも種類があるのをご存じですか?
実は、水には大きく分けて「硬水」と「軟水」の2種類があります💡
QUALITASでは、トレーニング時にこの硬水と軟水のどちらかを選んで飲むことができます!
ですが、「どっちを選べばいいの?」「そもそも何が違うの?」と思ったことはありませんか?
そんな疑問を解消すべく、今回は「硬水」と「軟水」の違いについてわかりやすくお伝えしていきます✨
体質や目的によっても適した水は変わってくるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
硬水と軟水の違いって何?🤔

硬水と軟水の違いは、「硬度」と呼ばれる数値によって決まります。
これは、水1Lあたりに含まれるカルシウムやマグネシウムの量を示すもので、WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg未満なら「軟水」、120mg以上なら「硬水」とされます💡
硬水はこれらのミネラルが多く含まれているため、口当たりが重く、やや苦みを感じるのが特徴。一方、軟水はミネラルが少なく、まろやかで飲みやすい味わいです✨
日本の水道水や市販のミネラルウォーターはほとんどが軟水。日本人の体質や味覚には、硬度の低い軟水が合っていると言われています😊
また、軟水は胃腸への刺激が少ないため、赤ちゃんや高齢者にもおすすめ。一方で、硬水はカルシウムやマグネシウムが豊富なため、便秘改善やミネラル補給を目的に飲む方もいます!
次回は、それぞれのメリット・デメリットを詳しくご紹介していきますのでお楽しみに♪
◯硬水のメリット・デメリット
【メリット】
①便秘解消効果💡

硬水には、マグネシウムというミネラルが多く含まれています。
このマグネシウム、実は医療現場でも下剤として使われるほど、腸に働きかける作用があるんです!
マグネシウムは腸内に水分を引き込み、便を柔らかくしてスムーズな排便をサポートしてくれます。
そのため、便秘気味の方が硬水を取り入れることで、お通じが改善されるケースは多く見られます✨
特に「食物繊維を意識しているのに出ない…」「便秘薬には頼りたくない…」という方にとって、硬水は自然な便秘対策としておすすめです。
ただし、お腹が弱い方が急に多量に飲むと、逆にお腹を下してしまうこともあるため、まずはコップ1杯から様子を見て、少しずつ慣らしていくのがポイント😊
日常的に水分補給のひとつとして硬水を取り入れて、腸内環境を整えていきましょう!
②動脈硬化の予防

硬水には、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが豊富に含まれています。
これらの成分は、実は血液をサラサラに保つ効果があるとされており、健康面でも注目されています💡
特にマグネシウムには、血管の収縮を調整し、血圧を安定させる働きがあります。
また、カルシウムも血管の柔軟性を保つのに必要な成分です。
これらがバランスよく摂れることで、動脈硬化の予防につながると言われています。
動脈硬化が進行すると、血管が硬くなり、血流が悪化。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患を引き起こすリスクが高まります。
硬水を日常的に取り入れることで、そうしたリスクの軽減が期待できるのです✨
ただし、持病がある方やミネラル制限が必要な方は、医師と相談しながら摂取することをおすすめします。
毎日の水分補給を健康づくりの第一歩にしてみてはいかがでしょうか?😊
③煮込み料理に適している🍲

硬水は、料理にも活用できるのをご存知ですか?
特に硬水に多く含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)には、肉の臭みを和らげたり、煮込み中にアクを出しやすくする働きがあります✨
この特性により、硬水は洋風の煮込み料理にとても向いています。
例えば、ビーフシチューやポトフなどのレシピでは、肉の旨味を引き出しながら、余分な臭みを取り除いてくれるため、仕上がりがよりまろやかになります。
一方で注意が必要なのは、和風料理との相性です。
煮物やだしを使う料理では、旨味成分であるアミノ酸やたんぱく質までもがアクとして取り除かれてしまうことがあるため、味が薄く感じられることがあります💦
そのため、和食にはミネラルが少なく素材本来の風味を活かせる軟水の方が向いていると言われています。
用途に応じて水を使い分けることで、料理の味もグッと変わりますよ!ぜひ一度試してみてください😊
【デメリット】
①お腹がゆるくなることがある⚠️

硬水は、便秘改善やミネラル補給に役立つ一方で、体質によってはデメリットもあります。
特に注意したいのが、胃腸が敏感な方やお腹を壊しやすい方です。
硬水に多く含まれるマグネシウムには、腸の働きを活発にする作用があります。
この作用が強く出てしまうと、お腹がゆるくなったり、腹痛を引き起こすことがあるのです。
とくに普段から軟水に慣れている日本人の場合、いきなりミネラルの多い硬水をたくさん飲むと、お腹に負担を感じやすくなる傾向があります💦
そのため、初めて硬水を飲む場合や胃腸に不安がある方は、まずは少量からスタートして、体の様子を見ながら量を調整するのが安心です😊
硬水は健康に良い反面、体質との相性も大切。無理に飲まず、自分の身体に合った取り入れ方を心がけましょう。
②素材の風味を活かしたい料理に不向き

硬水は健康効果や洋風料理での活用に優れている一方で、料理の種類によっては不向きな場面もあります。
その理由は、硬水に多く含まれるマグネシウムやカルシウムの風味にあります。
特にマグネシウムには、独特の苦みや金属のような香りがあり、繊細な味付けの料理ではそのクセが目立ってしまうことがあります。
そのため、素材の持ち味を活かす和食やだしを多用する料理では、硬水を使うと風味が損なわれてしまう可能性があるのです😢
例えば、お吸い物や炊き込みご飯のように素材の旨味を引き出すことが重要なレシピでは、硬水によってアミノ酸やたんぱく質がアクと一緒に除かれ、味が薄く感じられることも…。
料理の目的や風味を大切にしたいときは、クセの少ない軟水を選ぶのがベターです。
硬水は便利な一方で、シーンによって上手に使い分けることが大切ですね😊
◯軟水のメリット・デメリット
【メリット】
①肌や髪に優しい

軟水は、肌や髪にとても優しい性質を持っています。
そのため、洗顔やシャワーなどで体に使っても刺激が少なく、つっぱり感や乾燥を感じにくいのが特徴です😊
一方で、硬水にはカルシウムやマグネシウムといったミネラルが多く含まれており、これらが肌のうるおいを奪ったり、石けんカスと反応して残留物を残す原因になることもあります。
その結果、肌が乾燥してピリピリしたり、髪がゴワついたりパサついたりといった不快感につながる場合があります💦
特に敏感肌の方やアトピー体質の方、小さなお子さまには、軟水の方が圧倒的におすすめです。
軟水は石けんの泡立ちも良く、洗浄力を十分に発揮しながらも肌に優しい仕上がりになります。
日常のケアでトラブルを感じている方は、使う水の種類を見直すだけでも大きな変化が期待できるかもしれません。
スキンケア・ヘアケアの第一歩として、「軟水」を取り入れてみてはいかがでしょうか?💧
②赤ちゃんや小さな子どもでも安心

軟水は、ミネラルの含有量が少ないため、赤ちゃんや小さなお子さまにも安心して使える水として知られています。
特に軟水は、マグネシウムやカルシウムの量が少なく、胃腸への刺激が少ないため、デリケートな消化器官を持つ赤ちゃんにとって理想的な飲み水です。
粉ミルクの調乳にも軟水が推奨されており、赤ちゃんの体に負担をかけずに必要な栄養素をしっかり吸収できるのも大きなポイント💡
一方で硬水は、マグネシウムやカルシウムが多く含まれるため、大人には便秘解消などの効果が期待できる反面、赤ちゃんや小さな子どもには強すぎる場合があります。
とくにマグネシウムは、胃腸に負担をかけて下痢や腹痛の原因となることもあるため、注意が必要です⚠️
成長段階にある子どもには、身体にやさしい軟水を選ぶことで、日々の水分補給も安心・安全に行うことができます😊
家族みんなで使う水だからこそ、体への影響をしっかり考えて選んでいきたいですね。
【デメリット】
①ミネラル補給はできない

軟水は飲みやすくて肌にも優しいですが、実はミネラル補給がほとんど期待できないのがデメリットです⚠️
ミネラルとは、体に必要なカルシウムやマグネシウムのこと。
これらは、便秘解消やむくみ予防、筋肉のこむら返りを防ぐのに大切な成分です💪✨
でも、軟水はこのミネラルの量がとても少ないため、軟水だけ飲んでいても十分なミネラルを摂ることは難しいんです。
忙しい現代人は食事からのミネラル摂取も不足しがちなので、水からも補うことが大切になります💦
だからこそ、ミネラルをしっかり取りたい時は、硬水も上手に取り入れることがおすすめ。
もちろん人によって好みや体質も違うので、無理なくバランスよく飲むことがポイントです😊
軟水のメリット・デメリットを理解して、健康的な水分補給を心がけましょう🌿✨
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
軟水・硬水の意外なメリットやデメリットがあったと思います。
水分補給をすることは、熱中症や脱水症の対策になるだけでなくダイエットにも非常に効果的です!
水分補給をすることで、
- 血液がサラサラになり、血流が増えることで脂肪燃焼を促せる
- 体温を保つために基礎代謝が少し上がる
- 脂肪燃焼のサイクルの中で必要な「水素」を補給できる
このような効果が見られます!
目安としては1日2リットル以上のお水を摂取できるといいと言われています。
ぜひ参考にしてみてください!☺️

【この記事の監修者】
QUALITASエステティシャン 野澤祥
【保有資格】
管理栄養士
【経歴】
学生時代、国家資格である管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。都内のヘルスケアIT企業に就職後、食事指導のできるエステティシャンとして年間800人以上を担当し、5店舗を束ねる責任者となるが、「一層お客様に寄り添ったエステをしたい」という想いから独立し、QUALITASに参画する。
【青山・神楽坂エリアのパーソナルジムQUALITAS】
青山・神楽坂エリアに店舗を構えるパーソナルジムQUALITASは、「人生が変わる90分」をCONCEPTに、「パーソナルトレーニング」 「痩身エステ(ハイパーナイフ)」 「食事指導」を組み合わせた、 まったく新しいスタイルのパーソナルジムです。
トレーニングと痩身エステ(ハイパーナイフ)、食事指導を組み合わせることによって、運動や生活での脂肪燃焼効果を最大限高め、業界初の部分痩せを実現することで、より多くのお客様のお悩みを解決します。
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