【管理栄養士が解説！】アボカドオイルとは？

こんにちは！
神楽坂・飯田橋・南青山・表参道のパーソナルジムQUALITASのエステティシャン兼管理栄養士の野澤です。

脂質と聞くと皆さんどんなイメージを持ちますか？
ダイエットの敵、太る、体によくない…など思う人もいるかもしれません。

しかし、うまく油を取り入れることで、健康や美容、ダイエットにも効果があるということはご存知でしょうか。
中でも今回は「アボカドオイル」という注目されている油について紹介しますね

アボカドオイルとは？

アボカドといえば、コクがありクリーミーな食材の一つですよね。
別名「森のバター」と言われ、天然の良質な油を含んでいます。

アボカドオイルとは、そのアボカドを圧縮し抽出した油のことです。

一般的に販売されているものでは、未精製のものと精製されたものがあります。
生成されたものの場合、熱と化学的に抽出されたものがあるので、できるだけ未精製のものを選ぶように意識しましょう。

アボカド オイルの栄養とは？

主成分としては、一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸のほか、ビタミンE、ルテインが含まれています。
中でも、オレイン酸は血液中の悪玉コレステロールを下げる働きがあり、心疾患などのリスクを減らすと言われています。
さらに、コレステロール値の改善にも効果があるとされ、血糖値のコントロールがしやすいというデータもあります。

また、ビタミンEは抗酸化作用が期待でき、紫外線によるダメージから肌を守る効果があるとれています。

ルテインはポリフェノールの一種で、同様に抗酸化作用を持っています。
一般的に緑黄色野菜などに含まれているもので、オイルに含まれてるのは大変珍しいです。

アボカドオイルの使用方法とは？

植物性オイル独特の苦味や青臭いクセがあまりないアボカド オイル。
先ほども説明したオレイン酸は、私たちが普段使ってるオリーブオイルにも含まれています。
なので、普段オリーブオイルで使うような料理ににはアボカド オイルも使用できます。

アボカドの風味を楽しむのであれば、火を通さずにそのままサラダやパスタにかけても美味しいですし、スープにかけても美味しく召し上がれますよ。

また、特徴として熱に強く酸化しにくくなっています。
炒め物はもちろん、焼き物にも使用できますよ。

しかしながら、油ということでカロリーは高めなので使いすぎ、取りすぎには注意しましょう。

美容にも使えるってホント？

実は、アボカドオイルは保湿力が高く、スキンケアにも使用できます。
場所を選ばず、髪・フェイス・ボディなどマッサージで使うと良いでしょう。

選ぶときは、食用でなく美容専門のアボカド オイルを使ってくださいね。

選ぶ時のポイント

基本、オイルは品質がいいものを選ぶようにしましょう。
品質が良いものと基調としては、酸化が抑えられている低温圧搾法（コールドプレス法）によるオイルがおすすめです。
そして、オイルは時間の経過とともに酸化していきますので、開封したら3カ月以内に使い切ることを目標としましょう。

また、酸化防止剤などの添加物の入っていないものを選んでみてくださいね。
海外製のアボカドオイルであれば、オーガニック認証があるものを選ぶと体にいいですよ。

食用としても美容用としても使える万能なアボカドオイル、皆さん一度試して見てはいかがでしょう？

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